涼しくなってくると、何かと用事が増える気がする今日この頃。
我が社は先月が決算で、今月から新しい期に入っています。
そして秋のアートシーズン到来ですね。
整理整頓、引越しやさんのような毎日が続く、この繁忙期。
シート作品やらマットやらを仕分けし検品し、サイズを測り直したり
額装したり、雑用をもくもくとこなしています。
常設展のこの日も半分のスペースでそういった作業をしており
(勿論そんなときもご来客は大歓迎ですよ)
その時表のドアから見慣れぬお客様が。
スーツ姿に少しの笑みを浮かべ、すぐに芳名録に署名をすませると
「社長さんはいらっしゃいますか?」
何かの営業らしき方は普段からとても多いのですが
芳名録にすぐに向かうってことは、少なくともこの業界のマナーをご存知のご様子。
どうやらアート系情報誌の、新しい営業担当の方のようです。
ソファ席にお通しして、しばらくしてから社長が対応に。
…私は検品の手を止めずに二人のやり取りに聞き耳を立てました。
間に壁があるので全部は聞こえませんが
この業界に長く携わっているのでなさそうなその雰囲気から
社長の質問攻撃が開始された様子。
確かに…
この情報誌の会社の方は20〜30代のアート系、デザイン系の若い方が多い
というイメージがあったので、ちょっとミスマッチな感アリ。
前職は…サービス業関係らしい。
年のころは…う〜ん40後半から50代といったところ?
いろいろ勉強させてください!とか何とか、
明らかに年下の社長に、ソフトにお話している風。
…始まりましたよ、長話(笑)。
諭してるのか、説教してるのか、
(ウチの社長をご存知の方はここらできっと大笑いでしょうね)
理念やら生き方やら業界のことやらをきっと一方的にしゃべりまくってるんでしょう。
何度もいいますが繁忙期です、社長自らも整頓に精を出し。。。
(私がいうのも何ですが、社内で一番の整理上手^^)
この営業の方も新しく入ったばかりでおそらく
銀座のギャラリーをご挨拶だけして回ってると思われ
いきなりこんなに相手してもらえるとはゆめゆめ思っていなかったことでしょう。
30分…は軽く超えていたかという頃
引きつり顔(私にはそう見えました^^;)でその方が出て行かれ
こちらに戻ってきた社長、
「ふぅ〜〜〜。あの人、泣きそうだった〜〜。」
「・・・・。またですか。」(←よくあること)
しかし、すごいパワーですねぇ。
と、私。
初対面のひとにいきなり説教口調とは。
ふつう、サラッと流して名刺交換だけして
どうも〜とか言って作業の続きに戻りませんか。
ヒマな時ならいざ知らず。
先日の「ある画商さんのお話」でも書きましたが
厳しさと優しさ
私はこのときの社長の対応に
あり得ないほどの優しさを感じました。
当のあの営業の方は、どう感じたんでしょうか。
(キツ〜。。。ってところでしょうかね。。。)
社長は言います。
「1000人にこういう話をして 1人に伝わればいい」と。
…このことから、私いろいろと思いめぐらせることになるのですが
次回につづく^^
(きく2)
2008年10月09日
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